「あなたがいないと生きていけない!」と言わせる方法
こんにちは。今回は、どうすればあの人の特別な人になれるのか、あるいは会社の中で上司から見て特別な部下になれるのか。
人間は元々、自分は特別でありたい他の人よりも優れていたいという強い欲求を持っている生き物ですから、こういった感情が出てくるのは特別なことではないんですが、あなたは誰の特別な人になりたいですか?
それは、もしかしたら恋愛かもしれないし仕事かもしれない、あるいはお子さんがいる人は憧れのお父さんになりたいとかそういった欲求があるかもしれません。
今回は、皆さんのそういった特別な人になりたい欲求を叶えるための、メンタリズムをお教えしたいと思います。
このために使う方法が、〈アンビバレンス〉というテクニックを使います。
簡単に言うと二面性という意味なんですけど、人間は表に見せてる面と内側に見せてる面の二つの面が存在します。例えば、仕事とか友達と会うときにすごく明るく強く振る舞っている人というのは、意外とプライベートとか恋愛関係になったときにすごく落ち込みやすかったり傷つきやすい繊細なタイプの人が多かったりするんですよ。
また逆のタイプであれば、あまり人としゃべらなくて気難しそうなタイプの人に見えるけど、自分の趣味の話題とかすごく仲良くなってみたらものすごく明るくて、時々ハメを外しちゃったりもするような人。
たぶん、皆さんもまさにあなたもそうかもしれないですけど、一度はそういう人と遭遇したことがある方もいると思います。
じゃあ、どうすればそういう人の心を掴めるのか?
これは非常に簡単で二面性、この〈アンビバレンス〉を利用します。相手が表に見せている面の逆の面を誉めるんです。
人間は二面性があって自分が表に見せてる面と裏に見せてる面が必ずあります。何故か人は、誰にも見せていない裏の面を本当の自分だと錯覚する傾向があるんですね。
だから、明るい人には「結構、明るいですよね」と、言うのではないんですよ。
「すごく明るいけれど無理しやすいタイプでしょ」これが結構当たるわけですよ。
そして、心に響きやすくなる。信頼関係をつくりやすくなる。
これは、とある知り合いの社長さんに言われたんですけど、「キャバクラに行きたい。女の子と仲良くなりたいんだけど、何と言えばあたるのかね」と、言われたんです。
僕が言ったのは非常に簡単な方法で、どう見ても家庭的じゃない人とかいるわけですよ。
そういう人に「家庭的そうだよね」と、聞くわけです。
すると、だいたいこう言われるんです「そんなことないよ。全然料理もしないし」
そこですかさずこう言います。「でも、良いお母さんになりそう」
絶対イヤな言葉じゃないですよね。つまり、相手が表に見せていない別の面をベタ褒めすることによって、相手の特別な人になることが出来るわけです。
「この人は他の人と言ってることが違う」「自分の本当の本心、誰にも見せていない部分を分かってくれてるんじゃないか」と、思わせることが出来るわけです。
これが〈アンビバレンス〉のテクニックです。簡単に使えますから是非、使ってみてください。